Creating a Future
Beyond Borders

人口が集中する都市部では競争環境が生まれやすく多くの選手が淘汰されるその一方で、競争に勝ち残れるごく僅かの選手が必然的に高い競技パフォーマンスを持つに至ります。競技力向上を目指すために、より激しい競争環境に身を投じなければならないのかというと、必ずしもそうだとは考えていません。
また、中学・高校では２年程度の限られた期間で大きな成果を目指しているため、進学する度に指導者が変わり、自身の意思に関わらずトレーニング・コンセプトまでもが変化します。極端な言い回しですが、進学や就職の度に再スタートしなければならないのが現状です。競技人生を俯瞰してみるなら、極めて効率が悪いトレーニング計画であると言えます。
そこで我々コーチングスタッフは、選手が効率よく高い競技力を獲得するために、以下の２点を重視した活動を行っています。
（１）目標達成に必要な時間と内容となっているか検証
（２）取り組んでいるトレーニング計画・目的を選手自身が理解し、自身で取捨選択をおこなうことを支援
大学在学中あるいは卒業後を含め、豊富な経験と知識を有するスタッフが、選手が誤った取捨選択をしないよう全力でサポート致します。

競技力向上だけでなく人間力向上を意識し、学生とのコミュニケーションを図っています。トレーニング計画や方法は指導者ではなく選手が決定します。
選手が誤った道に進まないようにサポートする、選手の悩みを解決の方向に導くことが私の役目だと思っています。本学男子陸上競技部での活動を自己成長の場所とする学生を全力でサポートします。

 

大学4年間という貴重な時間を立命館大学の陸上競技部で真剣に競技に向き合うという選択をしてくれたからには、立命館大学に来てよかったと卒業時に思えるような、充実した競技生活・学生生活にできるよう、全力でサポートしたいと考えています。また、選手の競技力向上に向けて、選手とディスカッションを重ねながら、選手自らがセルフコーチングできるようになることを目標に、「自ら育つ力」の醸成をモットーに、指導に当たっていきます。

私が学生をサポートするうえで常に意識していることは、選手に”考えさせること”です。これは、選手自身が自分の目標やトレーニングメニューを決めることで、競技力を向上させるだけでなく、自分のことをよく知り、自信を持ち、自立することにつながると考えるからです。
例えばトレーニングメニューを考える時には、まず何を目指したいのかを聞き、その目標を達成するために、どういう取り込み（種目、強度、期間など）をするのがいいか選択肢だけを伝えて、学生に決めてもらっています。いいトレーニングメニューが思い浮かばない時は一緒に考えています。学生が自分で考えたメニューを実践することで、自分の力で成果を出せるという実感を得られると思います。
私自身、長く競技を続ける中で多くの失敗をしてきました。その経験を活かし、サポートする学生には同じ経験をさせないようにしていきたいと考えています。しかし、失敗は必ずしも悪いことではありません。失敗から学び、反省し、改善することで、選手としても人としても成長できると思います。
四年という短い時間ですが、一緒に練習できることを楽しみにしています。

（監督として）
陸上競技部での自主的・主体的な取り組みを通じて、進むべき道を自分で考えられる選手になって欲しい、と考えています。指導者や環境に依存しすぎることは、自分の限界を決めてしまうことにもなりかねません。どんな環境であっても、どんな状況においても自分で知恵を絞って、道を拓いていく。そんな選手、人間に成長して欲しいと考えています。大学は社会との最後の接点です。その力は、競技を終えたその後の人生においても必ず役立つ時がきます。このような考え方に共感できる皆さんはぜひ、一緒に陸上競技に打ち込みましょう！
（投擲コーチとして）
投擲種目は多くの陸上競技種目の中でも最も技術的な要素が高く、息の長い種目です。惜しまない努力を積み重ねた選手こそが、最終的にその本質に迫り、パフォーマンスを向上させることが可能となります。そのために我々は「投げることが好き、遠くに飛ばしたい」という熱い思いと高い志しを持つ選手のみなさんの入学をお待ちしています。

自分自身の頭で考え、問題を解決することを重要視してサポートしています。これは競技力の向上に必要不可欠な要素であると考えているためです。また、競技力向上だけでなく、人が成長するには欠かせないことでもありますので、競技力向上を通した成長を後押ししていきます。

スポーツは常に問題解決が要求されます。特に陸上競技では、基本的に個人で取り組むという特性上、その成否がすべて自分に返ってきます。
より成熟したアスリートになる為には、①自身の課題に向き合い、②それを解決するための選択肢をテーブルに広げ、③その時点で最も有益なものを選び、④結果からそのプロセスを振り返ることが重要です。そしてこのようなプロセスを遂行出来る能力は、その後の人生をより豊かにしてくれると信じています。
これまでの知識や経験をもとに、学生が問題解決のプロセスを経て結果を残す手助けをします。

学生アスリートには、専門の学びに取り組みながら、真摯に競技活動に向き合い、成長してほしいと考えています。大学では、競技力を向上させることも、部を運営することも、学生が主体であり、スタッフはその理解者であり、支援者です。「強い部」というのは、学生が真の主役となり、それぞれの立場に応じた飛躍的な成長を遂げることができる部であると考えています。
個人種目が多い陸上競技ですが、その活動には多くの人がかかわっており、インカレなどの場面では顕著となるチームスポーツだと考えています。「言われた通りの練習をして競技力が上がればよい」、「勉強を頑張るから競技力向上の取り組みは二の次でよい」、「競技力が高いから運営は任せる」、というようなバランスの悪い成長ではなく、高いレベルでバランスのとれた成長を果たしてもらえるよう、微力ながら支援したいと考えています。

（副部長として）
部員が学生として教育・研究機関である大学で勉強し、部活動に励み、他者との関りや成功、失敗など様々な経験を通じて成長を実感できるよう、職員としてのネットワークをフル活用して、勉強、就職、奨学金をはじめ学生生活全般をサポートします。
（駅伝監督として）
大学の陸上長距離界は、人気・実力ともに関東一極集中が加速し、関東地区の大学とそれ以外の地区の大学との実力差が広がっている状況です。しかし、関東の大学に進学しなければ強くなれないのでしょうか。私たちはそこに挑戦しています。トップクラスを頂点にしたピラミッド型の育成スキームではなく、可能な限り個々人の成長段階に合わせたフラット型の育成スキームで4年間で学生トップレベルを目指し、個人とチームの目標を達成できるようサポートします。

 

立命館大学男子陸上競技部は、100人を超える部員が所属するチームです。部の運営は、学生幹部を中心に学生が主体的に行なっています。競技力の向上の基盤となる部の学生の主体的な運営を通して、学生1人1人の学びと成長を大切にし、学生が主体的に競技、個々の役割に応じた部の運営を副部長の立場から全力でサポートします。

本学陸上競技部のコーチ、スタッフの多くは陸上競技部の活動とは別に本職としての勤務を日々行っています。そのため、学生選手と直接コミュニーケーションをとる機会やトレーニングの様子を観察できる時間が非常に限られています。そんな中で、現役選手として学生と共にトレーニング行い、日々のトレーニングの様子を観察し助言したり、それをメインとなるコーチへ共有し、より良いコーチングへとアシストすることがアシスタントコーチの役割になります。
コーチと学生のコミュニケーションを円滑にする役割を全うしつつ、自身の競技活動にも活かし、立命館大学の価値の創造や魅力の発信に努めたいと思います。

私は、一般的なコーチ像とは異なり、コーチとしての側面と同時に、選手としての側面も持ち合わせています。この二つの側面を兼ね備えることで、選手に対するアドバイスを与えるだけでなく、選手ならではの悩み等もサポートさせていただいています。また、同じ選手としての視点からコミュニケーションも重視しています。
　陸上競技は、自己の強さや調子が数値として明確に表れる競技です。そのため、悪い成績や課題も明確に浮き彫りになりますが、同様に自己ベストを更新した時の喜びも大きなものです。私はただアドバイスをするだけでなく、同じ選手として共に成長し、目標に向かって進んでいけるようサポートしていきます。一緒に成長し、最高のパフォーマンスを目指しましょう！

速くなる方法(正解)は無限にあり、その中から自分に合うものを選択していかなければなりません。ただ、遅くなる事(不正解)は限られています。私は学生時代、遅くなる事を沢山してきて伸び悩みました。自らの経験を元に、選手が遅くならないような方法を伝授しつつ、お互いに速くなる方法を模索したいと思います。

4年間という短い期間の中で、学生が目標としている自己記録や成績を残すためにはケガのない継続した練習を行うことがとても大切だと思います。
少しでも学生が充実した競技生活を過ごせるように日頃のケアや大会等での帯同でサポートさせていただきます。
大学が競技をすることが最後になる学生もたくさんいると思うので4年間立命館大学で競技(部活)をしてきて良かったと思えるよう精一杯サポートさせていただきます。

 立命館大学と実業団陸上生活で培った技術と経験を元に、急激にレベルアップした国内ハードルに取り残されないように学生と共に成長したいと考えております。

私は立命館大学卒業後も、実業団に所属し、現役選手として活動しているので、練習を共にさせていただくことがあります。
実業団選手として、私みたいな選手になりたいと感じてもらえるよう、人間力、競技力共に磨いていきたいと考えております。
まだまだ未熟者ではございますが、よろしくお願いいたします。

学生が競技力を向上できるように現役選手として実際に動きを見せ、サポートできればと考えております。
そして、競技力向上には専門技術だけでなく、フィジカルの向上が欠かせないと考えているので、トレーニングメニューや課題へのアプローチ方法を提案し、サポートしていきます。

選手目線で自信の成功、失敗から学んだこと、より良いトレーニング方法を考え指導に関わりたいと思います。